祝!!「R4年度 五つ星ひょうご」 に選定されました!!
味付けの調味料のなかに朝倉さんしょを加えた味付け海苔です。
秋まで枝で完熟させて粉にした赤い山椒と、春に摘み取った緑の実山椒のペーストを使っています。
味付けを施す機械は性能上、小さな山椒の粉でも異物感知して作動停止してしまいますので、2種類の山椒をそれぞれ大きな袋に入れて風味を調味液に煮出し、最後にろ過をして調味料を完成させています。
その為、強く刺激的な辛さではなく、お口の中で優しく感じる風味が特徴です。
山椒の辛さをお求めになる方には物足りないと感じられるかも知れませんが、小さなお子様でもお召し上がり頂ける商品です。
実際に小さく可愛らしいリピーター急増中です。
朝倉山椒の歴史は古く、400年以上前から作られてきた、但馬の名産です。
大名にも献上されていた、高級品でした。
基本的に山椒の木には、鋭いトゲがつきますが、稀に突然変異でトゲがつかない山椒の木が発生します。
そんなトゲのない山椒の中で最も有名なものが、朝倉山椒です。
朝倉山椒は、他の山椒と比較し、香りが高いのが特徴です。
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」ということわざもあるくらいですが、朝倉山椒の辛味は優しい辛味で、爽やかな香りと優しい辛味が口の中に広がります。
当商品は、海苔の表面に山椒の味がついた調味液を吹きかけて商品が完成するのですが、山椒をどれだけ細かな粉にしても、どうしても噴霧器に詰まってしまいます。
そこで試行錯誤を繰り返し、ようやく辿り着いた解決策が、山椒を大きな布袋に入れて、その袋を調味料につけて煮出す方法です。
この方法では、細かい山椒のパウダーが、調味液の中に混ざらないため、ピリリという辛さは影を潜めました。
しかし、山椒の持つ爽やかな柑橘系の風味はしっかり溶け込んだのです。
辛さ控えめなのに山椒の香りが高い朝倉さんしょ海苔は、このような試行錯誤を繰り返す中、たまたま生み出されたのです。
まさに偶然の産物というべき商品です。
お子さまにも大人気な山椒商品は、他ではなかなかご賞味頂けないかと思います。これを期に是非、一度、ご賞味あれ。
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